失神は突然起こる、短い時間の意識の消失を指します。
短時間とはいえ、脳全体の機能が大きく障害されて起こります。
原因として、色々な理由で心臓から脳に届く血流が減ることが考えられます。
自律神経障害が原因であることが多いですが、心臓疾患とくに不整脈が原因となることも少なくありません。
また脳や頸部の血管が狭くなっていたり、一過性脳虚血発作(脳梗塞の前触れ発作)やてんかん発作などの脳疾患を失神と見誤ることもあります。
失神のため、自動車運転が厳しく制限されることもあります。
失神は軽い病気ではなく、原因を詳しく調べて正しく治療する必要があります。